歯科と関わりの深いビタミンは水溶性ビタミンである「B」と「C」

ビタミン類と聞くと、風邪予防や肌荒れ恢復などに必要な栄養素のイメージがありませんか?実は歯科にもビタミンは密接な関係があり、特にビタミンBとCは深い繋がりがあります。今回は特に、歯科と関わりの深いビタミンについて詳しくご紹介します。

歯科に必要なビタミンBとCについて

この2つのビタミンに共通して言えるのが『糖質の代謝』に必要な栄養素であるということです。

ビタミンB

ビタミンBは豚肉やレバー、カツオやうなぎ、にんにくや大豆などに多く含まれています。 不足すると糖質の代謝が上手く出来ず、乳酸として体に蓄積されてしまいます。乳酸といえば、疲労物質として筋肉痛や肩こりなどの原因として有名ですが、歯科では歯ぎしりや食いしばりの要因になるとも言われています。

ビタミンC

ビタミンCはピーマンやパプリカ、ブロッコリー、ゴーヤなどの野菜、キウイといった果物などに多く含まれています。コラーゲンを作るのに必要な栄養素のため、不足すると血管などの細胞が緩み、歯茎の出血や腫れを引き起こす要因になってしまいます。

そもそもビタミンとは?

身体の働きを助けてくれる栄養素で、他の栄養素が上手く働けるように潤滑油のような役割があります。

ビタミンが欠乏すると…

食欲不振、貧血、骨粗しょう症などさまざまな病気を引き起こす要因になります。ビタミンは体内で合成することができないため、食物から摂取しなければなりません。摂り方を工夫すると効率よく働くため、それぞれの作用を知っておくとよいでしょう。

ビタミンの性質に合わせた摂取で効率UP!

ビタミンには水溶性と脂溶性があります。ビタミンBとCは「水溶性」です。

水溶性ビタミンは水に溶けやすい

水溶性は大量に摂取しても水に溶けやすい性質から、身体の外に排出されやすい特徴があります。また、長時間の過熱や水洗いによって当初よりもビタミンが失われてしまう性質があります。過剰摂取の副作用はほとんどないため、積極的に摂っても大丈夫なのです。

水溶性を効果的に摂る方法

効率的に摂取するためには、見ずに溶けないように調理することがポイントです。水洗いしたり茹でる過程で失われてしまいますので、できるだけ「蒸す」か「炒める」調理法がよいでしょう。もしくは味噌汁やスープなど、溶けだした汁ごといただくのもおすすめです。

糖質は多くなっていませんか?

ビタミンBやCは十分に摂れているでしょうか。ご自身の歯で生涯食事ができる健康は歯は組織を手に入れるためにも、効率的な摂取方法でビタミンBやCを味方につけていきましょう!

阪本陽花(管理栄養士)

監修:阪本陽花(管理栄養士)

歯科医院の管理栄養士として、おやつのお話や離乳食のお話などを保護者の方や子ども達に向けて伝えています。子ども達に自分のカラダは食べたものから出来ているということ、そして正しい食べ物の選び方を知ってもらい、健康的なカラダを自分自身で作ってもらいたいと思っています!