実は砂糖の過剰摂取が原因で生活習慣病にかかっているかもしれません

「甘いものはあまり食べない」という人や「砂糖を摂らないことを意識している」という人でも、知らず知らずのうちに砂糖の過剰摂取を起こし、生活習慣病になってしまうことがあります。なぜ、そのようなことが起きてしまうのでしょうか…。

知らないうちに「過剰摂取」になっている?!

和食は健康にいいと気にかけている方も、砂糖やしょうゆを沢山使った味の濃い和食では、糖分や塩分を過剰に摂取しているかもしれません。また、ビタミン系のドリンクやスポーツドリンク、野菜ジュース等を健康のためにと常飲していることで、過剰摂取になる場合もあります。

こんな症状はありませんか?

・歯磨きをしているのに虫歯になりやすい

・口の中がネバついたり、出血しやすい

・食後やおやつの後に突然眠くなる

・集中力が続かず疲れやすい

・口臭が気になる

こんな食生活していませんか?

・煮物など砂糖を多く使う料理をよく食べる

・甘いコーヒーやスポーツドリンク、ジュースをよく口にする

・健康によいとされるドリンクを毎日常飲している

 

このような身体に感じる症状や、気づかないうちに砂糖の過剰摂取に繋がる食生活から、気づかないうちに『生活習慣病』にかかっているかもしれません。

砂糖が身体に与える悪影響

砂糖の過剰摂取は、身体にさまざまな悪影響を及ぼし、不調や病気となって現れることがあります。

低血糖症を起こしやすい

砂糖を摂取すると急激に血糖値が上昇します。血糖値を下げようと、インスリンというホルモンが過剰分泌され、低血糖状態になります。急な眠気や身体のだるさなどを引き起こし、習慣的に繰り返されて血糖のコントロールが上手くいかなくなり「糖尿病」になるリスクが高まってしまいます。

行動過敏症を招く

急激な血糖値の上昇を起こすと、こんどは下がる勢いも急激になり、身体はエネルギー欠乏状態になります。頭がボーッとしたり集中力が続かなくなり、イライラしやすくなったりと感情のコントロールが不安定になってしまいます。

歯周病のリスクが高くなる

砂糖をエサにする口腔内最近の活動が活発になり、歯垢の形成が極端に多くなります。歯垢が歯と歯茎の境目に沈着することで歯周病になりやすい不衛生な口腔内環境になってしまいます。また、歯垢は口臭の原因のひとつで、口臭が気になる方は砂糖の摂り過ぎている傾向があります。

血液疾患になりやすい

砂糖の摂り過ぎは血管を傷つける要因のひとつ。動脈硬化や心疾患を起こす原因として糖尿病が挙げられるのもそのためです。

筋力の低下(サルコペニア)を起こす

砂糖を摂取することは満腹感を得やすく、甘くないものを食べたくなくなります。身体に必要なカルシウムやビタミンなど、筋肉を作るために必要な栄養素が不足する要因になる可能性もあります。

「甘いもの?お砂糖?そんなに沢山摂っていません」 そう思い込んでいませんか?

健康を意識した食生活をしている人であっても、「甘いものや砂糖はそんなに沢山摂っていない」と思い込んでいる場合があります。もしも体にご紹介したような違和感を感じたら、かかりつけ医に相談されてみてもよいかもしれません。

阪本陽花(管理栄養士)

監修:阪本陽花(管理栄養士)

歯科医院の管理栄養士として、おやつのお話や離乳食のお話などを保護者の方や子ども達に向けて伝えています。子ども達に自分のカラダは食べたものから出来ているということ、そして正しい食べ物の選び方を知ってもらい、健康的なカラダを自分自身で作ってもらいたいと思っています!