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お口の健康コラム

虫歯チェックだけじゃない!歯科の「定期検診」を受ける意味とメリット

ひと昔前に比べて、最近ではママの健康意識も高くなり、情報も気軽に検索できる時代ということもあり、予防に取り組むお子さんが増えました!とても素晴らしいことですね。皆さんの中には「歯科」の定期検診は虫歯のチェックや早期治療のためとお考えの方も多いかも知れませんが、実は小児歯科の定期検診はメリット盛りだくさんなので、ぜひ受けていただきたいと思っています!

歯やお口のことはもちろん、情緒の成長にも大きな関わりがあるんです!

まずは基本「虫歯チェック」

日々、食後の歯みがきをきちんとおこなっていたとしても、お口の中の汚れは60%程度しか落とせないといわれています。ましてや小児となれば、歯をすみずみまで磨くという作業はまだまだ難しいです。プロの技術で隠れ虫歯もしっかりチェックしてもらいましょう。

 

進行が速いため定期的にチェックすることがポイント

乳歯は永久歯と比べて歯質が薄く、一旦虫歯が始まってしまうとあっという間に大きな虫歯になりやすいため、定期的なお口のチェックが重要なポイントになります。

定期的に歯科検診を受けていれば、もしも虫歯が始まっていたとしても、早期発見でき早期治療が可能になります。

虫歯が深くなって痛くなったり、痛い治療や回数がかかる治療を受けることもないのです。

 

情緒面の成長

幼いころから「治療のため」ではなく「予防のため」に定期的に歯科医院に通うことで、マイナスイメージを持たれがちな歯科医院への恐怖心もなくなります。

 

健康意識が高くなります!

そして定期検診の際、歯科衛生士による保健指導を受けることによって「自分で健康を守る」ということへの意識が高い子に育つでしょう。

歯科に行くタイミングが知りたい

お子さんに自覚症状が出るころに来院では遅いこともあります。 虫歯ができてすぐは痛みを感じることはありませんし、ある程度進行しても小さいお子さんは痛みに対して鈍感なため、「痛い」と訴えたころには大きな虫歯になっていることがあります。

歯が生え始めたら小児歯科受診をおすすめします!

子供のお口の中は日々の変化が大きく、歯の生え変わりでいえば乳歯が抜ける6歳頃から生え揃う12歳頃までは虫歯になりやすい時期でもあります。抜けた歯の部分に永久歯がきちんと並ぶかどうかも気になるところ。何も症状が無くても、虫歯やお口の機能などの病気とリンクしていることもありますから、お気軽にお問い合わせくださいね。

お口の健康づくりは虫歯ができる前から始めてくださいね

まだ歯が生えたばかりの赤ちゃんでも、お口の環境づくりや歯科に慣れさせる土台作りとしては早くありません。歯科医師が提案する間隔で通院し、症状が出る前に早期発見・早期治療と情緒の成長を育んで頂きたいと思います。

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江頭 小百合(歯科衛生士)

3姉妹の母、歯科衛生士ライターとして活躍中。小児歯科の現場や母親としての経験を活かし、お口の悩みやギモン、歯の健康に大切な情報をみなさんに楽しく・解りやすくお伝えしてもらっています。「418PROJECT」、歯科衛生士スタディグループ「Hygeia(ヒュギエイア)」在籍。

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