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お口の健康コラム

現代っ子をメタボリックシンドロームから守るのも「口腔機能」が関係しています

昨今、肥満が原因の1つとされる生活習慣病(糖尿病、高血圧、動脈硬化)の低年齢化が問題になっているのをご存知ですか?いま発症しなくても、幼少期の肥満は大人になってから生活習慣病を招くことも。生涯健康で過ごせるよう、口腔機能をしっかり活用して「よく噛む食生活」をおくりましょう!

子どもも「メタボ」になるんです!!

ひと昔前の子どもに比べ、現代っ子はとても便利な生活になりました。しかしその反面、本来使うべき身体の機能を使わずに済むため、活動量としては足りていない現状があります。

そして「運動不足」「過食」「肥満」などの現状が負のループとなって生活習慣病につながることもあるのです。

なぜ現代の子どもは太りやすくなったのか

体を動かすことが減ってしまった

テレビゲーム・ポータブルタイプのゲームやスマホの普及などにより、外へ出ず家にこもって遊ぶ子どもが増えています。外で遊ぶといっても走り回るのではなく、公園にゲーム機を持参し、個々にゲームをしている光景などもよく目にします。昔のようにボール遊びや鬼ごっこをするような風景が減ってきているのです。

ゲーム・スマホ「ながら食べ」してしまう

テレビを観ながら、ゲームしながらといったように、体を動かさずダラダラとお菓子を食べることになってしまいます。ひと昔前は、少しでも早く外で友達と遊ぶためにおやつはササっと済ませる傾向にありましたが、現代っ子は何かしながら食べるため、ついつい食べ過ぎてしまうのです。

太る、そして体を動かすのがおっくうになる

体を動かす遊びをせず、ダラダラとおやつを食べる習慣を続けていれば、おのずと太りやすくなります。そして意欲的でなく何をするにも「めんどくさい」と感じるようになります。こうなると余計に外遊びもおっくうに感じ、運動不足になってしまいます。

「よく噛む」ことがメタボ予防につながります!

昔から「よく噛んで食べなさい」言われるのは理にかなっていて、よく噛むことで起こるさまざまな効用が、肥満予防効果をもたらしてくれているのです。

必要な栄養素をしっかり分解・吸収し身体に働きます

よく噛んで食べると唾液腺が刺激されて唾液の分泌が促されます。唾液は食物を消化する補助をしてくれるので、栄養をしっかり分解してくれます。

ドカ食いを予防してくれます

よく噛むと満腹感をつかさどる伝達物質「ヒスタミン」が分泌され、食べ過ぎを予防してくれます。

お顔周りがスッキリします

口周りの筋肉が正しく発達することで、顔周の2重アゴやたるみも無く、引き締まった口元になります。

活動的になれます

よく噛むと脳が活性化され、身体も活動的になれるパワーが湧いてきます。おのずと身体を動かしたくなる意欲も湧いてくるかもしれませんね♪

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418 編集部

専門家によるお口の子育て情報配信、コラムやQ&Aで“健口”知識をわかりやすくお伝えします! 418プロジェクトは、健康と笑顔あふれる社会を目指し、虫歯予防・健康・発育・食育を楽しく学ぶプロジェクトです。一緒に虫歯ゼロ活動に取り組みましょう☆

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  3. 418 Smile Press 〜家族のためのお口と健康情報〜 2022.08

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