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お口の健康コラム

本当は怖い「白砂糖」 砂糖は用途や目的によって使い分けましょう!

白砂糖は製造過程でミネラルやビタミンなど様々な不純物を取り除くため、白い色をしています。白砂糖を摂っていると、身体が潜在性・増量性・習慣性といった性質になってしまい、さまざまな悪影響を招きます。

白砂糖の及ぼす3大特徴

白砂糖を摂取することで身体に起こる常習的な現象は、一種の麻薬のような症状に似ています。できるだけ摂らないようにしたいものです。

潜在性

過剰に食べていても、すぐに身体に変化が起きる訳ではありません。ゆっくりと身体を蝕んでいくため、病気の進行に気づかないことがあります。

増量性

頻繁に食べていると甘さを感じにくくなり、どんどん甘味の濃いものが欲しくなってしまうため、次第に摂取量が増えてしまいます。

習慣性

白砂糖を使った食品を食べると、次から次に甘いものが欲しくなったり、やめられなくなってしまいます。

砂糖の種類と用途を知って、上手に摂りましょう

砂糖は用途や目的によってそれぞれの特徴を活かした使い分けをおすすめします。

黒糖:料理△  ミネラル◎  虫歯になる

製造過程で生成されていないため、ミネラルが豊富ですが、あくが強く独特な香りがあり料理には不向き。ゼリーや蒸しパンなどのおやつ作りにおすすめです。

三温糖:料理◯  ミネラル△  虫歯になる

白砂糖を製造する過程で結晶化せずに残った糖液をさらに加熱濃縮して製造されています。

茶色い色は過熱により糖分が焦げた色で、加工度は白砂糖より高いので要注意です。

ブラウンシュガー:料理◎  ミネラル◯  虫歯になる

精製を最小限にして、旨味とミネラルを残した砂糖です。料理にコクを出してくれます。

名称自体が茶色い砂糖の総称であるため、三温糖のように精製されたものをブラウンシュガーとして販売している場合もあるので注意しましょう。

ラカントS:料理◎  ミネラル△  虫歯にならない

原料の「羅漢果」はウリ科の植物で漢方として親しまれ、長寿の神果とされています。

最大の特徴は砂糖と同じ甘さでカロリーゼロということ。熱に強く、加熱しても甘味が損なわれないため、使用する量を減らすことにもつながります。

キシロスイート 料理◯  ミネラル×  虫歯にならない

砂糖と同様の甘味があり、カロリーはなんと40%OFF!!臭いは無く、上白糖のように白いため、料理に幅広く使えます。大量に摂取し過ぎると下痢になることもあるため、コーヒーやヨーグルトなどに少し入れたいとき等におすすめです。

てんさい糖

原料の「てん菜」はミネラルが豊富で、さらに腸内ビフィズス菌の栄養源となるオリゴ糖も含んでいます。身体を冷やすとされている白砂糖とは対照的に、身体を温めてくれる効果があります。

「食べない」のではなく、砂糖の特徴を知って使い分ければOKなのです!

砂糖には白砂糖の他にもさまざまな種類がありますから、それぞれの特徴を活かして用途を使い分けていただくことで、健康や虫歯予防につなげましょう。

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