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お口の健康コラム

栄養バランスのとれた食事を作るために まずは"幼児食の献立の基本"を知ろう

毎日作る幼児食ですがせっかく食べてもらうんだったらバランスの良い幼児食を食べさせてあげたいですよね。まずは幼児食の献立の基本を知り、バランスの良い献立を立てるコツを紹介します。

幼児食を作る時は一汁二菜を心がけましょう

日本には、『主食・主菜・副菜』という料理の分類があります。
これを基に考えれば栄養バランスのとれた幼児食の献立をたてることができます。

基本となるのは『一汁二菜』

一汁二菜とは「主食」「汁物」に「おかず2品」をそろえた献立のことです。

バランスの良い献立を立てるコツ

最初に
①主食を決めます
米、パン、麺類などエネルギー源となる炭水化物です。

②主菜を決めます
魚、肉、卵、大豆、大豆製品などたんぱく質源となる食品です。

③主菜の料理様式

和風、洋風、中華風を決め、調理方法(焼く、煮る、炒める、揚げる、茹でる)を決めます。

④副菜を決めます
野菜、海藻類、芋類などビタミンとなる食品です。

⑤汁物を決めます
主菜、副菜に合わせて使っていない食材を用いた味噌汁、お吸い物、スープを組み合わせます。

⑥その他デザートなど
バランスに応じてフルーツやデザートを加えます。

この様に流れが決まっているとバランスの良い献立も無理なく取り入れやすいと思います。
また汁物は塩分が高いので、毎食ではなく牛乳やスムージーに置き換えても良いでしょう。

幼児食を作る時のポイント~野菜不足を解消しよう~

近年では、乳幼児による野菜不足が多く見られます。

野菜は食物繊維が多くかみにくいので子どもには食べにくいものです。

細かく切ったり、やわらかく煮たり、とろみをつけるなど調理を工夫して食べやすくして与えましょう。

朝食や昼食に不足しがちだったビタミンを夕食で少し多めにとったり、1日トータルで栄養バランスがよくなるようにすると楽に栄養バランスを整えることができます。

もし、1日トータルでも少し野菜が不足しているなと感じた場合は翌日に野菜を多く取るようなメニューにするなどしてみても良いですね。

毎食・毎日、きちんと守るのは大変ですし、ママが疲れてしまいます。

「お昼はうどんだけだったから、夜はおかずをひとつ増やそう。」「今日は1日でかけて外食だったら、明日はがんばって野菜を多くしてみよう。」

というように、1日単位、あるいは数日単位で、おおまかにバランスを取るのがコツです。

栄養バランスを心がけた食事をとりいれ心も体も健康に育てましょう。

ママのがんばりは、子供の健康と身体に必ず反映されていくはずです。

  • 記事を書いたライター
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山本弘美(歯科衛生士)

幼児食の食事の食べさせ方、献立の工夫、噛むこと食べることの大切さなど、お子さんの食事について悩みを抱える方々に歯科衛生士としての視点から適切なアドバイスをさせていただきます。 また、乳幼児期に合わせた歯磨きの仕方や、虫歯リスクを下げる方法など、歯と食の両面から役立つ情報をお伝えしていきたいと思います。

  1. 栄養バランスのとれた食事を作るために まずは"幼児食の献立の基本"を知ろう

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