過度の力が入りにくく、歯ブラシの取り回しがしやすい持ち方なのです
歯磨きといえば「ゴシゴシ磨く」というイメージから、グーで握って横に大きく動かす磨き方をする方がいます。
口の中の汚れ(食物残渣や歯垢)は軽い力で十分落とせますから、力強く磨き必要はありません。
逆にゴシゴシと強く大きく歯ブラシを動かすことで、歯の表面や歯茎を傷つけてしまうこともあります。そこで、歯磨きには歯ブラシを「えんぴつ持ち」することが推奨されています。
えんぴつ持ちのメリットとして過度に力が入りませんので、歯磨き圧が強くならず歯面や歯茎に優しいタッチで磨くことができます。
小刻みな毛先の動きがしやすく、毛束の向きを反転させる際にも指先を使いスムーズに動かすことができて効率的な歯ブラシの動きが可能になります。 小さいお子さんには難しい持ち方かも知れませんので、文字が書けるくらいの年齢になったら歯ブラシの持ち方も伝えてみてくださいね。