お口のQ&A

乳歯について疑問があるあなた!徹底解説します!!

乳歯が抜けてもなかなか永久歯がはえてきません。どうしたらよいですか?

 

あまり心配はいりませんが、乳歯が抜けて半年以上経つのに生えてこないというような場合には「埋伏歯」の可能性もあります。

乳歯から永久歯に生え変わる時期には個人差があります。何らかの原因で乳歯が早く抜けてしまったり、永久歯が歯ぐきから外向きに向かって移動するのが遅い場合、乳歯が抜けたのにすぐ永久歯が顔を出さなくて心配される親御さんが多いようなのです。

ほとんどのケースは、本来生える時期が近づくと、自然に永久歯が歯ぐきから顔を出します。 永久歯が無いのでは?とご心配な場合は、歯科医院でレントゲン撮影してみるのもよいでしょう。永久歯の有無や、現在の位置がわかるため、不安解消の方法の一つになると思います。 本来生える時期になってもなかなか生えてこない期間が長い場合もまれにあります。これを歯科では埋伏歯(まいふくし)とよびます。 永久歯が顎の骨や歯茎の中でストップしてしまい、なかなか生えてこない場合や、歯茎が分厚く硬くなってしまい、生えたいのに歯ぐきを破ることができずにいる場合などのことを言います。

まずは、先ほどご紹介したようにレントゲン撮影をします。そうすることで現状の永久歯がどのような位置で、なぜ生えてこないのかがわかります。

顎が小さい場合や、他の歯が邪魔して降りてこられない場合は、成長過程の様子をみたり、必要であれば原因となっている歯を抜歯して早く降りてこられるようにする場合もあります。 歯茎が硬くなってしまい出てこれないことが原因の場合には、歯ぐきを切開して永久歯の頭を出してあげる処置をおこなうこともあります。

 

生え変わるからと乳歯の虫歯を放置しておくと、さまざまな問題が起こる可能性があるため治療は必要です。

 

確かに乳歯はいずれ抜けます。しかし抜ける時期ではないのに虫歯になりそのまま放置していると、さまざまな悪影響を及ぼす可能性があります。

乳歯の虫歯の特徴として、進行が速いという特徴があります。

歯の質も薄いため歯の神経に届くまであっという間で、痛みを伴う虫歯になるまでとても速いのです。そして神経が虫歯に侵され死んでしまうまで、ズキンズキンと継続した痛みを我慢することになってしまいます。お子さんに歯が抜けるまで痛みを我慢させるのはかわいそう。早めに虫歯の治療をしていただきたいと思います。その後、神経が死んでしまうと痛みは一旦おさまりますが、死んでしまった神経を放置しておくと腐って膿が溜まることがあります。これを「治ったのかな?」と放置してしまうのもNG!乳歯のすぐ下には永久歯の歯胚(しはい)という歯の素が成長している時期。この大切な時期に永久歯の歯胚がばい菌の塊である膿に浸かっていると、永久歯の成長がうまくいかない可能性もあるのです。ですから、ここまで深い虫歯になる前に乳歯を治療する必要があります。 そして神経が死んでしまい、根っこだけになってしまう程進行した虫歯は、残念ながら抜ける時期より早くても抜歯しなくてはならなくなってしまいます。

永久歯は生えかわりの時期が歯の種類によって違います。

前歯は5~6歳頃には交換しますが、最後の奥歯が生えるのは10~12歳頃なのです。もしも虫歯がひどくなってしまい、早い時期に抜くことになってしまったら、永久歯が生えてくるまで歯が無い部分ができてしまいます。 食事で噛むだけでも、歯には数十キロと大きな負荷がかかります。歯が無いということは上手く噛めませんし、力を入れることも難しくなってしまうのです。 また、乳歯が無いままの状態を放置しておくと、両側の歯が隙間を埋めようと寄ってきてしまい、後で生えてくる永久歯の生えるスペースが足りずに歯並びが悪くなってしまいます。 乳歯は交換すべき時期までは残しておく必要性がありますので、歯を抜かなくてはならないほどの大きな虫歯にならないように治療が必要です。そしてもしも残念ながら抜歯するしかなくなってしまったら、永久歯が生えてくるまでスペースを保っておく装置を入れておくことをおすすめします。

はえてきた前歯の永久歯がギザギザしてます。欠けてるのですか?

 

欠けているのではありません。実は永久歯はともとも歯の先端がギザギザしているんです。

前歯の永久歯が歯ぐきから頭を出した時、「あれ?歯の先端がギザギザだけど大丈夫?」と思うお母様方が多いようです。 この前歯のギザギザのことを発育葉(はついくよう)といい、実は永久歯の生え変わったばかりの前歯は、先端部分がギザギザしているのが普通なんです。

とはいえ、まわりの大人で、前歯の先端がギザギザの人は見かけませんよね?この発育葉は、上下の歯で食事をしたりしていくうちに約2~3年後にはすり減って平らになる仕組みになっています。ですから生えてすぐに何か治療が必要ということはなく、しばらく様子を見ていて大丈夫なのです。 もしもずっとギザギザが残っている場合には、上下の前歯が上手く噛みあっていない証拠ですので、歯並びに何らかの問題があるのかもしれません。

いわゆる「出っ歯」や「受け口」とよばれる噛み合わせの人は、噛んだ時に奥歯は当たっても前歯同士が当たらない噛み合わせです。また、「開口」といって、舌を出すクセなどで前歯の上下に空間ができてしまう噛みああせも、前歯同士が当たりません。 このように、前歯同士がうまく嚙み合わない歯並び異常があると、前歯のギザギザが目立ってしまう可能性があります。

小児歯科検診の歯医者を選ぶ基準は?

 

患者側が望んでいることを網羅している小児歯科を選ぶことがポイントです。

歯科スタッフはよく「おすすめの歯医者さんは?」という質問を受けます。 しかし「良い歯医者さん」の基準は難しく、患者さん側がどのようなことを望んでいるかによって変わります。

最近では歯科医院も多様化しており、「小児歯科」という枠の中でも、虫歯治療よりも予防や矯正に特化して力を入れていたり、食育指導などを取り入れたりといったように医院ごとの特色が目立つようになりました。 勿論、どんな歯科医院がよいという正解はありません。

幼いお子さんにはまだ歯科医院を選択することができないのですから、保護者のみなさんがどんなことを望み、その内容が網羅された歯科医院であるかを選ぶ基準にすることが一番だと思います。 もしオススメするとすれば、お口の機能に関する事だけではなく、お口から全身の健康を守ることを学べるような歯科医院に出会ってほしいと願っています。

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418 編集部
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