歯磨きを嫌がるというお悩みを持つパパ・ママはたくさんいらっしゃいます。
みなさんさまざまな努力や、時に「泣いて嫌がる子を無理に歯磨きすることに抵抗がある」という方もいて、歯磨きをする意味自体に悩んでいらっしゃる場合もあります。
そこで今回は、歯磨きがスムーズにおこなえるよう、幼いころから「動機づけ」できるポイントをご紹介します!
歯磨きを習慣にするためには「子どもの頃」に習慣化することが一番です
物心がついて「歯磨きは嫌なもの」というイメージがついてしまうと、なかなかそこから抜け出せずに苦戦することになってしまいます。
歯磨きを習慣化するためには、できるだけ早くから歯ブラシへの抵抗感を無くすことが重要です。
まだ歯が生える前からでも準備できますよ♪
お子さんの歯磨き嫌いを解消するには、歯が生える前から歯ブラシでお口を触り、お口に何かが入ることへの抵抗感を少なくする訓練から始めます。舌や粘膜が歯ブラシを異物だと感じなくなりますし、お口の中へ沢山の刺激を与えてあげることは、お口の機能の成長にもつながります。
歯磨きをするタイミングを決めましょう
その後、「朝起きたら」「ご飯をたべたら」「お風呂の時」「夜寝る前」といったように、何かのきっかけで歯みがきするという習慣を身に付ければ習慣化しやすくなります。
子どもの頃に身に付いた習慣は、大人になっても続くという人も多いのです。もしも時期を逃してしまった!という方には、習慣化するためのヒントをご紹介したいと思います。
何事も楽しんで始めることが大切です!
お気に入りの色の歯ブラシや好きなフレーバーの歯磨き粉など、まずは、自分が「歯磨きしたい」と思えるようなお気に入りのグッズを揃えてみましょう。 磨くときに楽しい歌を歌ったりするのもよいですね。
歯科医院を受診するのも、よい「きっかけ」になります
お口の検診を受け、自分の今のお口の状態を知ることが大切です。歯磨きをしないと起こるトラブルや、すでに起こしているトラブルなどがわかります。 歯科衛生士による歯磨き指導も受けることができますので、正しい歯磨き法を学ぶことができ、「トラブル予防や解消のためにしっかり歯みがきしなくては」という意識づけにもなります。
お子さんに達成感を味わってもらいましょう
歯磨きしたら印を入れる「記録表」を活用するのもよいでしょう。お子さんなら歯磨きできたらシールを貼る表なども動機づけによいですし、大人の方であれば手帳やカレンダーに印を付けるというだけでも十分です。
お子さんが自主的に歯磨きしたくなる工夫を!
歯磨きが習慣になれば、大人は眉間にしわを寄せて歯磨きを促さなくてもよくなりますし、自然に虫歯予防につながります。 将来、何も言わなくても自分で「歯磨きするんだった!」と気づく動機となるポイントをぜひ見つけてみてくださいね。