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お口の健康コラム

歯を磨く道具は歯ブラシだけじゃない! 併用して清掃効果UPしましょう

せっせ、せっせと何十分もかけて歯を磨いても、約6割程度の清掃効果だということをご存知ですか?歯は複雑な形ですし、それらがさまざまな歯並びで並んでいます。歯磨きも一遍通りでは汚れを完全に落とすことは難しいのです。そこで、清掃補助具をご紹介したいと思います。1日のうちにゆっくり磨ける時間だけでも構いません。ぜひ試してみてくださいね。

歯ブラシの他にお口の清掃をするための用具を教えてください!

通常のヘッドが長方形の毛束をした歯ブラシ以外に、デンタルフロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシ、インタースペースブラシなどがあります。 補助グッズを歯ブラシと併用することにより、清掃効果がよりアップするのです。

デンタルフロス(糸ようじ)

デンタルフロスは、歯と歯が接している部分(隣接面といいます)に糸を通すことで、歯ブラシの毛先が届かない接面の食べかすや歯垢を落とす道具です。 糸を必要な長さにカットして指に巻き付け、歯と歯の間に通して使用するのが基本ですが、ホルダーに装着して糸ノコギリのようにして使ったり、ホルダーに糸が備え付けられてある使い捨てのものなども販売されています。

歯間ブラシ

歯間ブラシは、歯と歯茎間の食べかすや志向を落とすための道具で、1本の針金に対して横に毛が付いた形状のブラシです。 どちらかといえば歯と歯の間に隙間がある部分に適していて、奥歯などの届きにくい部分にはブラシを曲げて使うことが出来るので操作性も良い補助具です。 また、ブラシのサイズも各種ありますので、状態に合わせて選択することができます。

ワンタフトブラシ・インタースペースブラシ

ワンタフトブラシやインタースペースブラシは、歯と歯の間や歯周ポケット部をピンポイントに磨くブラシで、孤立した歯や凸凹のある部分に効果的です。 また、矯正治療中に招請装置周辺の清掃しにくい部分を磨くのにも用いられています。

どれをどこに使ったらよいか歯科衛生士にお尋ねください♪

最近では清掃補助具も簡単に購入できるようになりました。だからこそ、自己流で選んでしまっては、効果的に使えていないことも考えられます。

歯間ブラシやデンタルフロスは使い方を習いましょう!

歯と歯の隙間がある部分には歯間ブラシが有効的ですが、サイズが豊富ですので、合ったものでないと効果が損なわれてしまいます。また、歯茎を傷つけてしまうこともあります。 デンタルフロスは歯と歯が接している部分に効果的なため、隙間が広すぎる部分は効果的でない場合もあります。

歯科医院を有効活用してください♪

どの部分にどの清掃補助具が合うのか、まずは歯科衛生士のブラッシング指導で習得していただくことがおすすめです。定期検診であれば、歯科衛生士がブラッシング指導をおこないますので、清掃補助具についてもぜひ聞いてくださいね。

  • 記事を書いたライター
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江頭 小百合(歯科衛生士)

3姉妹の母、歯科衛生士ライターとして活躍中。小児歯科の現場や母親としての経験を活かし、お口の悩みやギモン、歯の健康に大切な情報をみなさんに楽しく・解りやすくお伝えしてもらっています。「418PROJECT」、歯科衛生士スタディグループ「Hygeia(ヒュギエイア)」在籍。

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