こんにちは!418編集部 歯科衛生士のmom mamaです!
お子さんのことばの発音に、「サ行が言いにくい」「舌がもつれる感じがする」「少し舌ったらずかも…」と感じたことはありませんか?中には、3歳児検診等で保健師さんに指摘され、お悩みのママやパパもいらっしゃるかもしれません。
実はその原因、舌や唇の筋肉、つまり“口腔機能”の未発達が関係している可能性もあります。
そこで今回は、ことばの発達と口腔機能の深い関係を解説し、家庭で取り組める簡単なトレーニング方法もご紹介します。
もしもと思われた方は、ぜひ簡単なことから始めてみてくださいね。
発音と口腔機能の関係とは?

発音は、脳で言葉を考えただけではできません。
実際に声を出すためには、以下の器官が連携して働く必要があります。
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舌:位置・動き・筋力
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唇:開け閉めのスムーズさ
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顎:口の開き具合や安定性
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鼻と喉:共鳴や息の通り道の調整
これらがうまく機能することで、「さ・た・ら行」などの細かい音が正しく出せるようになります。
よくある“発音のつまずき”とその背景
まずは「なぜ発音のつまづき」が起こっているのかを知りましょう。発達遅延が理由ではなく、他の要素がきっかけで起こっていることも多く、それが解消されれば、自然と発音はよくなることも多いのです。
サ行が苦手
- ・「す、せ、し」などで息が漏れる
- ・舌が歯に当たる
このような場合、舌の位置や力加減が不安定で、空気のコントロールが難しい場合に起きやすいとされています。
タ行・ラ行が言いにくい
- 「た」「ら」などの発音が「だ」「な」に近くなる。
このような場合、 舌先が上顎にうまく当たっておらず、動きが不十分なことが考えられます。
舌ったらずな話し方
- 全体的に滑舌が悪い、音がこもる
このような場合、 舌の可動域・筋力不足や、口呼吸による口の開き癖が影響していることが考えられます。
空気が漏れるような話し方
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- 話すときに空気が漏れるような音がする
歯が抜けているところはありませんか?6歳以降12歳頃までの交換期。特に前歯が抜ける時期は、発音する際に空気が漏れて聞き取りにくくなることがあります。
- 話すときに空気が漏れるような音がする
家庭でできる!口腔機能アップトレーニング

まずは家庭でできる口腔昨日アップトレーニングを試してみましょう!お子さんの成長は目まぐるしく、思ったよりもスムーズに話せるようになることもありますので、ぜひ参考にしていただき、無理のない範囲でチャレンジしてみてくださいね。
あいうべ体操(舌と口の動きを育てる)
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「あ」:大きく口を縦に開く
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「い」:口角を横にしっかり引く
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「う」:唇をすぼめて前に突き出す
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「べ」:舌を思い切り下に出す
・ 各2~3秒キープ。1セット10回、朝晩が目安。
・童謡「きらきら星」に乗せて「あ・あ・い・い・う・う・べ〜♪」と歌うのもおすすめです。
※鼻呼吸を促す効果もあり!
オープン&クローズ体操(顎と唇の協調トレーニング)
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姿勢を正し、「口をしっかり開く → 閉じる」をゆっくり10回繰り返す
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音読や歌の前に行うと発声がスムーズになります
・お子さんの音読宿題の前に取り入れてみましょう!
舌のリフトアップ体操(舌先の正しい位置を覚える)
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舌先を上前歯の裏側(スポット)につけたまま「トントン」と軽くタップ
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毎日10回程度繰り返し、自然に舌を上につけられるようにする
・テレビを見ている時に決めて行うなど、お約束を作ると良いですね。
ストロー吸い&ぶくぶくうがい(口まわり全体の筋力アップ)
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細めのストローを使って飲み物を吸う
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ぶくぶくうがいで頬・舌をよく動かす練習をする
→ 毎食後の習慣にすると◎
・食事中は抵抗があるという方は、お風呂遊びのひとつにするのもおすすめです!
まとめ

発音の土台は“口の動き”から
子どもの発音は、単なる言葉の覚え間違いではなく、口腔機能の未発達が背景にあることも少なくありません。
早いうちから舌・唇・顎の正しい使い方を意識し、日常の中に簡単なトレーニングを取り入れることで、ことばの発達をスムーズにサポートできます。
もし発音の気になる癖が長く続くようであれば、小児歯科や言語聴覚士への相談もおすすめです!