こんにちは!アトリエミクチ山口です!
手先を動かし製作することは、「どうなるんだろう?」「こうしてみようかな?」など、想像力と発想力を養い、心を育てます。
今回も、おうちでできるアートワークをご提案していきたいと思います!
着れなくなった服が蘇る!【世界に1つだけの裂織りコースター】を紹介します。
・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*・。*
季節も変わり衣替えをされているご家庭も多いと思います。クローゼットの整理をしていると、サイズアウトした子供服など出てきますよね。
そこで、タコ糸とダンボールで織り機を作って、「裂織り(さきおり)」でのコースター作りの方法をご紹介します!
準備こそ少し手間ですが、簡単にコースターが作れますよ。
【世界に1つだけの裂織りコースター】の作り方
1.ダンボールやタコ糸、着られなくなった服を集める
裂織りは、古くなった布を裂いて紐状にし、織り物の材料として使うことで新たな用途に生かす方法です。
昔ながらのエコロジーなアイデアで、「SDGs(エスディージーズ)」や「サステナブル」など環境問題に積極的に取り組む今の時代にぴったりです!
しかも、お子さんと一緒に作ることで思い出の詰まった、『世界に1つだけのオリジナルのコースター』が作れちゃいます♪
用意するものは以下の通りです。
ダンボール、タコ糸、着られなくなった服など。
着れなくなった服がダンボールとタコ糸を使うだけで、新しく生まれ変わります!
2.ダンボールを長方形と、細い長方形にカット
まずは準備したダンボールを、「大きな長方形」1個、「小さな長方形」2個にカットしましょう。
次に、上の写真のように大きい長方形のダンボールの上下に隙間をあけて、小さな長方形のダンボール2個を貼り付けていきます。
3.縦糸(タコ糸)をかける部分に、切り込みを入れる
ダンボールの上下の端の部分に、つくりたいコースターの大きさの幅まで、上の写真のように線を書いていきます。
この線に沿って、ハサミで切れ込みを入れます。
この際、切れ込みの数は偶数にするようにしましょう。
4.縦糸(タコ糸)をかける
【写真1:表】
【写真2:裏】
ハサミで切れ込みを入れた部分に、準備していたタコ糸をかけていきます。
【写真1:表】と【写真2:裏】を参考にタコ糸をかけていき、両端までかけ終わったら、【写真2:裏】のように裏側でテープでタコ糸をとめます。
お子さんだけではちょっと難しいと思うので、親御さんと一緒に協力し合いながら作ってみてください!
5.裂き布を織っていく
【写真3】
【写真4】
タコ糸がセットできたら、次は着られなくなった服を細長く切っていきます。
服を切り終わったら【写真3】のように、上下交互に裂き布をタコ糸に通して織っていきます。
布の切れ端を繋ぐときは、【写真4】のように結ばすに、3〜4cmくらい重ねて織ればOK👌
これもお子さんだけでは難しいかもしれないので、親御さんと協力しながら進めてください!
手先を使う細かい作業なので、お子さんの脳の幅広い領域を刺激を与えることも期待できますよ♪
6.織った布を詰める
横一列に布を通したら指で下に下げていくと、目が詰まります。
希望の大きさになるまで裂き布を織ったり、目を詰めたりを続けましょう。
7.タコ糸を切って、結んで完成!
【写真5】
【写真6】
希望の大きさまで織り終わったら、【写真5】のように上下のタコ糸を切ります。
すべてのタコ糸が切れたら、切れ端のタコ糸を2本づつ【写真6】のように結んで出来上がりです♪
今まで着ていた服はお子さんとの思い出もたくさん詰まっていますよね。コースターにすることで、さらにこのコースターとともにお子さんとの新しい思い出が作れますよ。
選ぶ服や織る順番などでコースターの表情が変わり、世界に1つだけのオリジナルの作品が作れます!
布はなるべく細く切った方が薄い織物ができます。
まとめ
いかがでしたか?
裂き布が太かったのか😅かなり分厚いコースターになってしまいましたが、なかなかいいコースターができました!
着なくなった服でクロスを作るのもいいですが、お子さんと一緒に協力し合いながら指先もいっぱい使って、オリジナルのコースターを作ってみませんか?
ぜひ、たくさん素敵なコースターを作ってみてください。