歯の表面が白く濁った色になっています。なぜですか?

もしかすると「初期虫歯」かもしれません!

「虫歯」というと、奥歯の噛む部分に黒や茶色の穴ができるイメージはありませんか?

実は、歯の表面にできる虫歯の初期段階は、白く濁った色であることが多いのです。歯は本来、表面を「エナメル質」という層で覆われています。この組織は体の組織のなかで一番硬いといわれるもので、透明感のある組織です。健康な歯の表面にツルッと光沢感があるのは、このエナメル質のお陰なんです。

お口の中に常在している虫歯の原因菌は、食べ物が摂り込まれると糖分をエサにして「酸」を産生します。その酸によってエナメル質が溶かされ始めると、光沢感が無くなってしまい白く濁ってしまうのです。

歯科では、溶かされた状態を「脱灰(だっかい)」といい、白濁した部分のことを「ホワイトスポット」と呼んでいます。初期虫歯の時期は痛みを感じることもありませんので、この「ホワイトスポット」が虫歯のはじまりに気付くために重要な目印となります。

初期の段階であれば、唾液の持つ「再石灰化」という修復機能が働き、削らなくても修復されることもあります。ただし、修復されたかどうかの判断はできませんし、その歯が乳歯だった場合は、永久歯に比べて歯質が未熟で弱いため進行がとても早いです。

ホワイトスポットに気付いたら、まずは歯科医院を受診されることをお勧めします。

418 編集部

監修:418 編集部

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